ももたの看護記録

メンヘラ看護師の日記。

高校こそ地獄の日々、そして准看護師へ

 

高校に進学してもリストカット癖が直らなかった私。思い返すとこの時が一番やばかった(語彙力)気がします。授業中まで切っていましたから。

理不尽に生徒を怒鳴りつける先生の授業や、隣の席の子(すごく苦手だった)がヒソヒソと悪口を言っている時、クラスメイトの笑い声などで切っていました。

「笑い声でなんで切るのか」と思うかもしれませんが、「私のことで笑っているのではないか」という思いが強く、でも本人たちには聞けず…といった具合です。私の怒りや悲しみといった陰性感情は、全て私自身に向かってきます。それを原動力に変えて他人と関わったり、山や谷を乗り越えたりといった「普通の人なら出来る事」がとても大きいハードルになっていました。

 

高校の時に限らず、私はよく周りの人から悪く言われたり嫌われたりする対象になりやすいです。

私が何もしてなくても、気に入らないようで。笑っている顔が気持ち悪いと言われ、大人しくしていたら陰キャ扱いです。まだ誰にも構われずに興味すらなくなって貰えたほうがマシでした。授業中に指名され、解答を板書する際に「スカート短くない?」と自分よりスカートが短い人に言われた時は「今この場で手首切ったろか。無神経なことばっか言いやがって」と思いました。それでも仲良くしてくれる友人数名のおかげで時々学校を休みながらも登校し、卒業できたものです。

 

卒業後の進路は、ほぼギリギリに決まりました。

元々医療系の職に就きたいと思っていたのですが、出席日数や成績を考慮するとどうしても選択肢は狭まっていきます。担任の先生がそれはそれは心の優しい人で、「ここならまだ受験できそうだよ」「ここなら働きながら学校に通えるよ」「こういう学校がももたさんに合ってるかもね」とたくさんアドバイスして下さりました。

その結果、午前中は病院で勤務し、午後は学校、放課後はまた病院で勤務、というスケジュールが確立している准看護学校への進学が決定しました。

2年間の学校生活を終え、見事准看護試験に合格し現在に至ります。