ももたの看護記録

メンヘラ看護師の日記。

はじめの一歩。

私が初めて自傷行為をしたのは中学1年生の時。

小学校からほぼほぼ持ち上がりの中学校で、私は最初からやらかしました。

クラスでは仲が良いと思える子もいなく、小学校からの付き合いでなんとなく入った部活動ではハブられる対象になったのです。

 

私を部活動に誘った子ですら、部活中は無視を決め込む有様。子供ながらに「お前が誘ったくせになんでじゃ。」と思いました。付き合うお友達は選ぶように、ね。あはは。

両親に相談するも、「いじめられる原因がある」「お前は要領も悪いし変に目立ちたがり屋で頑固だから仕方ない」と何故か怒られる始末。

親に相談するということですら勇気がいるというのになんていうことでしょう。

更に私を部活動に誘った、当時一番仲が良かったといえる女の子が違う友達との交換ノートで私の悪口を延々と書き綴っているのをひょんなことから知ってしまい、「私なんて居なくてもいい」という思いが増していく日々でした。

 

そんな中で、最初は指の皮を剥ぐことから始まりました。次第に、爪を噛む・割って無理矢理引き千切る・コンパスの針やシャープペンシルの先を手の甲に突き刺す、などといったミニ自傷行為が始まりました。日を追うごとにエスカレートしていくそれは、ついに手首を切ることに繋がっていくのでした。

 

はじめて手首を切ったのは、学校のトイレの中。今思うとほんっっっっっとに不潔。そして不健全。某ゆめかわいい系雑貨屋さん(ス○マー…笑、わかる人はももたと握手)で買ったこれまた可愛らしいカッターでうすぅーーーーーーーーーく切ってみました。

痛いとか痛くないとかじゃなく、「ついにやってしまった」という気持ちで冷や汗が止まらず、速くなる呼吸を抑えるので精一杯だったことを思い出します。猫の引っ掻き傷の方が痛々しく見える、その薄いリストカットをひっきりに私はリストカッターへと変貌していくのでした。